歌手・モデル・俳優。
多岐に渡り活動の幅を広げ、どれを取っても大活躍していると言っても過言ではない北村匠海さん。
そんな彼の趣味の中の1つ、【カメラ】にフォーカスを当て、愛用カメラや腕前、写真家としての顔に迫ります。
普段は撮られる側の北村匠海さんが撮る側になる瞬間、一体どんな顔を覗かせるのか気になりますよね?
ではさっそく、深掘りしていきましょう。
北村 匠海(きたむら たくみ)のプロフィール
出典元:https://www.stardust.co.jp/talent/section3/kitamuratakumi/(スターダストプロモーションより)
身長・・・177cm
血液型・・・B型
出身地・・・東京都
趣味・・・音楽鑑賞、映画鑑賞、カメラ、古着屋巡り、レコード集め
特技・・・バスケ、水泳、ダンス
所属グループ・・・DISH// (ディッシュ)※メインボーカル、ギター、リーダーを務める
所属事務所・・・スターダストプロモーション
カメラと出会って
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高校2年生の時からカメラを始めた北村匠海さん。
17歳の誕生日に父親からライカのコンパクトフィルムカメラを譲り受けたことがキッカケでカメラの魅力に惹かれ、そこからのめり込んでいったそうです。
また自身がカメラを持つようになってからは、撮る側が『いま何を求めているのか』が、なんとなくわかったりもするそうです。
”良いポイント”でカメラに目線を向けたり、自ら座ってみたりと、自分がカメラマンだったら、こんな画を撮りたいかもと考えるようになったとも。
自身が考えて撮られるスタンスからか、撮る側になった時も、被写体に「やりたいようにやってください」と言うことも多いそうです。
愛用カメラは?
今回紹介するカメラは、北村匠海さんのInstagramやインタビューなどでよく見られる3機種。
カメラ好きの北村匠海さんのことなので、まだあまり表に出ていないものもあるかもしれません。
これからもチェックし、新たな情報があれば随時更新いたします。
※ドラマ「星降る夜に」で使用している機種を追加しました!
LEICA minilux(ライカ ミニルックス)
出典元:北村匠海Instagramより
1990年代に生まれた、高級コンパクトカメラの一つ。
高級コンパクトカメラですが、他の中古ライカよりも安めに購入することが可能で、チタン外装とスタイリッシュなボディラインは、現代においてもひけをとりません。
ボディ色はシャンパンゴールドとブラックがあり、北村匠海さんがお持ちになっているのはシャンパンゴールドのようですね。赤く輝くライカエンブレムもたまりません!
PENTAX SP(ペンタックス エスピー)
出典元:NYLONサイトより
1960年代に発売された35mm一眼レフカメラ。
操作方法は標準的であるため、中古のマニュアルフィルムカメラを始める初心者にもおすすめ。
また、日本だけでなく世界中で愛されたフィルムカメラで、クラシカルなロゴや可愛らしいデザインも人気の理由。
レトロなPENTAX SPを持ち、ぶらりと街に繰り出したくなる、おしゃれなカメラですね。
Nikon F3(ニコン エフスリー)
出典元:北村匠海Instagramより
1980年に発売。
名機と名高いNikon F3ですが、製造台数が多かったため、安価に入手可能。
NikonのFシリーズの中で、F一桁はトップクラス。
戦場や報道のカメラマンが愛用するほどの頑丈さと、信頼性があります。
また、1980年〜2000年まで長く販売され、Nikon F3から多くの派生モデルが生まれたのも人気の証ですね。
現代でも万人に受け入れられ、女性人気も獲得しているようです。
ドラマ「星降る夜に」で使用の Canon FTb(キャノン エフティービー)
ちなみに、北村匠海さんが出演するドラマ「星降る夜に」で使用しているカメラは
Canon FTbのブラックボディー。
1971年に発売され、35mm一眼レフカメラの中堅高級機種として、写真を愛好する多くのアマチュア写真家に愛用されてきました。
レトロでおしゃれなロゴが一際目を引くデザインで、つい手に入れたくなるカメラのひとつ。
写真家としての活動
北村匠海 20歳記念展 -ハタチワタシ
20歳の時に自身初となる個展「北村匠海 20歳記念展 -ハタチワタシ-」を開催。愛用のカメラで撮り溜めてきた風景やDISH//メンバーの写真、イラスト、楽器、私服などが展示されました。
個展開催は17歳の時に本格的にカメラを始めてからの夢だったという北村匠海さん。
20歳の誕生日に何をやりたいかを聞かれたときに『こんなコンセプトでやりたい』と個展と写真集の企画書を書き、実現したといいます。
SHINKA
RIKU OSHIMAとLEE YASUKAによる企画展『SHINKA』にも自身が撮り下ろした写真を出展。
新木優子
2020年に雑誌『sweet』の企画で「コロナ禍で沈んだ気持ちをファッションで盛り上げたい」という思いから、読者に人気の新木優子さんととカメラ好きとして知られる北村匠海さんにオファーして実現。
北村匠海コメント
緊張してました。スタジオまでの道中、聴く曲も定まらなかったし(笑)。なので、頭で色々考えるのはやめようと思って撮影しました。新木さんは笑顔はもちろん飾らない自然な姿もずっと素敵だったので僕はただシャッターを押すだけ。すごくいい距離感で、まったりした休日みたいな雰囲気で楽しかったです。
新木優子コメント
俳優さんに写真を撮ってもらうというのがとても不思議で、でも自然に、気を張らずにできたのがありがたかったです。空気感が普段カメラマンさんに撮ってもらっているときとは違ったというか、流れている時間がゆっくりに感じました。いい意味で意識せず臨めて、その距離感が写真にも出ていると思います。
引用元:映画ナタリー サイトより
佐藤寛太
引用元:映画ナタリー サイトより
佐藤寛太のパーソナルブック「NEXT BREAK」には親友である北村匠海さんが撮り下ろした写真も収録されています。
佐藤寛太さんは北村匠海さんとの撮影を振り返り、次のように語っています。
「最初は気恥ずかしさもあったのですが、撮影が進むにつれて匠海からオーダーをしてもらえました。普段会って話すよりも濃い時間を過ごせたと思う」と満足気に振り返る。さらに写真には北村がテキストを添えていることから「最初はその予定はなかったんですが、写真のできあがりを見た匠海が『1つの写真に一言ずつ文章を書きたい』と言って送ってきてくれて……泣ける思いですね」と感謝を述べる。その内容については「本当にワードセンスがいいし、単純に字もきれいだし、誰に褒められているよりもうれしい気がしました。同じ世の中に生きる同業者として、一緒に歩いて行っている感じがする文章でした」
引用元:映画ナタリー サイトより
浜辺美波
『君の膵臓をたべたい』などでこれまでも共演を重ねてきた北村匠海さんと浜辺美波さん。
2021年に浜辺美波さんが主演の作品で、スチールカメラマンも務めた北村匠海さんは
スチールカメラマンという立場は撮影現場を「俯瞰で見られる」ものだったそうで、北村は「すごく新鮮でおもしろかった」
引用元:MOVIE WALKERサイトより
と語っており、対する浜辺美波さんは撮影に入る前、北村匠海さんが現場に来ることに緊張していたという。しかし実際に撮影が始まってみると
「現場の空気感を身にまとっていて、どこに匠海くんがいるかわからないくらいだった。空気みたいになっていた」そうで、浜辺は「そういった馴染ませる能力は、さすがだなと思った」と惚れ惚れ。
引用元:MOVIE WALKERサイトより
役者・北村匠海ではなく、自然体を引き出すカメラマン・北村匠海としては、これ以上ない褒め言葉だったのではないでしょうか。
吉沢亮
2021年に雑誌:エル・ジャポンの企画で、吉沢亮さんを撮影。
2人は大ヒットを記録した映画『東京リベンジャーズ』でも共演しており、プライベートでも仲が良いという。
そんな2人ならではの距離感は、北村匠海さんにしか引き出すことができない吉沢亮さんの表情を捉えていることでしょう。
まとめ
今回は【北村匠海×カメラ】について深掘りしました。
撮られる側の彼が撮る側に。撮られる側の気持ちがわかるからこそ、その場に溶け込み表情を引き出す。
逆に、撮る側の気持ちがわかるからこそ、自然とそれに応えることができる。
カメラを通して、『北村匠海』の優れた人柄が伺えた今回の調査。
普段見ることの多い、役者・北村匠海だけでは知ることのできなかった一面を知り、写真家・北村匠海としての素晴らしさを感じました。
また、彼の今後の活躍にもますます注目ですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。