数々のドラマや映画に出演している俳優の渡辺大知さん。
2022年9月現在では、日本テレビ・朝の情報番組ZIP内で放送中のミニドラマ『泳げ!ニシキゴイ』でSixTONESの森本慎太郎さんと共にW主演を務めています。
『泳げ!ニシキゴイ』はお笑いコンビ・錦鯉の半生を描いた物語ですが、渡辺隆役・渡辺大知さんが本人に似すぎていると話題です!
この記事では、元々ロックバンドのボーカルだった渡辺大知さんが俳優になった転機や、話題の泳げ!ニシキゴイ(渡辺隆役)についてを深堀していきます。
それでは早速見ていきましょう!
渡辺 大知(わたなべ だいち)のプロフィール
出典元:黒猫チェルシーオフィシャルサイトより
血液型・・・O型
身長・・・179cm
出身地・・・兵庫県神戸市
活動・・・俳優・ミュージシャン
所属事務所・・・ソニー・ミュージックアーティスツ
元々はロックバンドのボーカル
出典元:黒猫チェルシーオフィシャルサイトより
現在、俳優としての活動が主となっている渡辺大知ですが、元々はロックバンドのボーカルだったことはご存知ですか?
元々と言いましたが、解散したというわけではありません。
2007年、渡辺大知さんが高校1年生の夏に、同じクラスだった澤竜次・岡本啓佑とともにギター部へ入部。
それから澤竜次・岡本啓佑の二人に誘われ、ロックバンド『黒猫チェルシー』を結成。
『黒猫チェルシー』は渡辺大知・澤竜次・宮田岳・岡本啓佑の4人からなるロックバンド。
そして高校2年生の終わり、日本テレビの音楽番組「音燃え!」に出演。
2009年、高校卒業後にバンドの拠点を東京へと移しました。
2010年にミニアルバム『猫Pack』にてメジャーデビューを果たし、高いスキルと熱量を持ったLIVEを武器に各地で支持を拡げました。
『アナグラ』(アニメ「銀魂」EDテーマ)
『青のララバイ』(アニメ「NARUTO」EDテーマ)
『ベイビーユー』(映画「勝手にふるえてろ」主題歌)
などの楽曲も大きな話題となりましたが、2018年10月に『黒猫チェルシー』の活動を休止。
渡辺大知さんがロックバンド・黒猫チェルシーのボーカルであること、実は私も今回の調査で初めて知りました。
以前から拝見はしていたのですが、私が渡辺大知さんをはっきりと認識したのが、2019年に放送されたテレビ朝日ドラマ『べしゃり暮らし』であったことから、てっきり最初から「俳優の渡辺大知さん」だとばかり思い込んでいました。
勉強不足ではありましたが、私が知らなかった渡辺大知さんの魅力に触れることができたことは良い収穫だと感じます。
バンドボーカルから俳優への転機
出典元:渡辺大知公式サイトより
実は活動していたのは、音楽だけだったわけではありません。
高校2年生の終わりに日本テレビの音楽番組「音燃え!」に出演したことがきっかけで映画のオーディションを受けた渡辺大知さん。
結果、見事オーディションに合格し、『色即ぜねれいしょん』の主役となりました。
そして高校卒業後にバンドの拠点を東京へと移したと同時に、映画科の大学へ行きながら、並行して役者としても活動を始めていたのでした。
黒猫チェルシーの活動休止
それからミュージシャンと俳優の2つで活動をしてきた渡辺大知さんですが、黒猫チェルシーを俯瞰の目で見たいと語っていました。
「黒猫チェルシーは、リーダーがいてその人が引っ張るというバンドじゃないんですよね。力のある演奏家たちが集まっているだけに、各々のやりたいことがだんだん明確になってきて。まずは力試しをしたいという時期に突入したというか。次に黒猫はどんなことをやったら面白いのかが、正直今は見えてないからこそ、それを明確にしたいという気持ちもあって。それで、思いきって休止を選びました」
引用元:rollingstonejapan.comより
決してバンド内の不仲などでの休止ではなく、メンバーそれぞれが自らの成長を信じ、またお互いの成長と未来の黒猫チェルシーを信じて選んだ活動休止だったようですね。
きっと「いつまで休止」とかではなく、「面白いことができそう」になったら、活動を再開するのでしょうね。
映画を作る側志望だった
元々バンドをやる前は、映画志望だったという渡辺大知さん。
それも俳優として出る側ではなく撮る側のほう。
高校生の時に受けた『色即ぜねれいしょん』のオーディションも、映画が成り立つ仕組みを知り、勉強のために裏側を見てみたかったからという理由だったというのです。
また「一度でいいから映画に出てみたい」という想いが重なり、掴んだ主役だったようです。
このことが人生を大きく変えた選択になったことは間違いありませんね。
転機になったバンドメンバーの言葉
――どういう言葉でしたか?
渡辺:「正直、それまで渡辺がなぜ役者をやりたがっているかわかっていなかったけど、この映画を観てお前は役者をやったほうがいいと思った」と言ってくれたんです。役柄が僕じゃない別な人間に見える一方、僕自身にも見えると。その感じがすごくよかったんです。「役者をやりたいと思うならやったほうがいい」と、わざわざ言いに来てくれて。
――雑音は気にしないほうがいい一方で、周囲の一言は大きいですよね。
渡辺:そのときまではみんなにどう説明しようかとか、メンバーのことを気にしていたんですが、その応援の言葉がきっかけで、今は好きなことを仕事にするときに、人のことを気にすることを1回やめようとしています。どれだけ自分がわくわくするか、そういう気持ちを自分の糧にどんどんしていって、どう新しい仕事につなげていくかを考えるようになったんです。
引用元:bizspa.jpより
このエピソードからも、黒猫チェルシーのメンバー同士の素敵な信頼関係が垣間見れますよね。
メンバーからの言葉だったからこそ、メンバーの生きた言葉だったからこそ、いま私たちが目にしている渡辺大知さんがあるのかもしれません。
また、メンバーからやりたいことを応援してもらえる、渡辺大知さんの優れた人間性も感じることができますね。
泳げ!ニシキゴイ(渡辺隆 役)
渡辺大知さんが出演する、日本テレビ・朝の情報番組ZIP内で放送中のミニドラマ『泳げ!ニシキゴイ』で演じるお笑いコンビ『錦鯉』の渡辺隆さん役が似すぎていると話題になっています。
泳げニシキゴイ、渡辺大知さんがめちゃくちゃたかしさんに寄せてきてて、喜納金吾と別人!口元とか喋り方すごく似てるし、たかしさんの特徴捉えててすごいな。
— (・e・) (@cheek108) September 2, 2022
泳げ!ニシキゴイ、渡辺さん役の渡辺大知さんの芝居が何気にとても良い。渡辺さんの話し方とか、特に口元ちょっとすぼめ気味にしゃべる感じとかめちゃ似てる。声色も寄せてるし、色白さんなのに肌の色もちゃんと渡辺さん色になっている。でも物真似感はない。こまごまとすごい。
— くつした。 (@skipmania_full) August 24, 2022
などなど、お笑いコンビ・錦鯉の渡辺隆さん役を演じている渡辺大知さんに賞賛の声がおくられています。
実際にお笑いコンビ・錦鯉の渡辺隆さんの映像などをたくさん見て研究したという渡辺大知さん。
私も毎朝楽しみに『泳げ!ニシキゴイ』を観させていただいているのですが、回を重ねるごとに似てくる凄さ。
若かりし頃から現在までのお笑いコンビ・錦鯉の渡辺隆さんを演じているのですが、「若い頃はこうだったんだろうなぁ」「ここ隆さんっぽいな」と、見たことがないはずの若い頃の渡辺隆さんに納得している自分がいるのです。
そう感じさせる渡辺大知さんの観察力と再現力には、毎度とても驚かされています。
まとめ
今回は【渡辺大知×俳優】について深掘りしました。
渡辺大知さんが俳優として活動をした背景や、キッカケ、想い。
バンドメンバーとの温かいエピソードから、渡辺大知さんの優れた人間性やお互いを想う信頼関係を知ることができました。
またミュージシャンと俳優、それぞれ表現の仕方は違えど共通するものも多く、渡辺大知さんの表現者としての大きさと奥行きを感じました。
これからも、ますます活躍するであろう渡辺大知さんから目が離せませんね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。