2022年9月より放送開始のドラマ『チェイサーゲーム』。
ドラマ内のゲーム会社の風景はサイバーコネクトツー東京スタジオが実際に使用されていたり、どの職場でも実際に起こりうるようなリアリティのある話になっています。
また、【CC社=サイバーコネクトツー】は、ドラマ内では【DD社=ダイナミックドリーム】に変更されていますが、キャラクターなどは原作のまま。
この記事では、キャラクター比較として、主人公・新堂龍也と、演じる渡邊圭祐さんは似ているのか?
さらに渡邊圭祐さんは、なぜ新堂龍也役に起用されたのか?などを深掘りしていきます。
それでは早速いってみましょう!
【チェイサーゲーム】
出典元:ファミ通.comより
原作は、実在するゲーム会社【サイバーコネクトツー】を舞台に描かれたお仕事漫画です。
「読むと胃がキリキリと痛くなる」とゲーム業界関係者から言われ続けたという『チェイサーゲーム』は、お仕事ドラマでよく観る、ある日突然社長になったり、社内でクーデターが起きたりするような大きな話ではありません。
ゲーム会社というエンタメ業界が舞台になっていますが、エンタメ業界に限らず、どの職場でも毎日似たようなことが起こっています。
そんな「お仕事あるある」や「人物いるいる(合ってる?笑)」に加え、仕事をする上での真意や、時にはグサッとくる一言・共感、自分の仕事を見つめ直すキッカケにもなる内容にもなっています。
原作・新堂 龍也
出典元:ファミ通.comより
・新堂 龍也(しんどう たつや)
・年齢30歳
・ゲーム開発会社・サイバーコネクトツー勤務
・3Dアニメーター
・入社9年目でシニア(プレイングマネージャー)に昇進
・ひと癖もふた癖もあるメンバーに囲まれ試練続きの毎日を過ごしながらも、ユーザーの笑顔のため日々ゲームを作り続ける。
作中の中でも『凡人』と表現されている新堂龍也。
決して特別な能力があるわけではありませんが、熱い心の持ち主です。
また、共感の多いキャラクター性から、葛藤して成長していく新堂龍也を応援せずにはいられません。
ドラマキャスト・渡邊圭祐
出典元:ドラマ・チェイサーゲーム公式サイトより
・主人公・新堂龍也役
・1993年11月21日生まれ
・身長182cm
・宮城県仙台市 出身
・仮面ライダージオウ・ウォズ役で俳優デビュー
コメント
新堂龍也を演じさせていただきました渡邊です。
とてつもなくゲーム開発会社のリアルに寄り添っているであろう原作の実写ということで、心は躍りましたが現実味のある物語だからこそワクワクする展開は多くはないかもしれません。ただ、リアリティ溢れる物語な分、たくさんの個性あふれるキャラクターの皆様が彩ってくださっています。そんな同僚に振り回されながら、葛藤して成長していく凡人龍也をご一緒に見守っていただけると嬉しいです。引用元:ドラマ・チェイサーゲーム公式サイトより
主人公・新堂龍也役に抜擢された渡邊圭祐さんですが、今作がドラマ初主演。
渡邊圭祐さんは、原作同様に『凡人』と表現される主人公をどのように演じていくのでしょうか?
凡人=普通
何か特徴のあるキャラクターだと、カラーがあって演じやすそうですが、意外と普通の人を演じるっていうのは難しそうですよね。
しかも普通でいながらも主人公なので、存在感は必要ですし。
似てる?キャラクター比較
見た目比較
髪の色は原作が茶髪なのに対し、ドラマでは黒髪です。
髪の長さはほぼ一緒のようですが、髪型は渡邊圭祐さんっぽさも入れつつ、現代らしくアレンジしてありますね!
体格や顔も原作に近く、細身で長身・シュッとした顔つきをしているので違和感はありません。
また渡邊圭祐さんは、2022年11月21日で29歳になるため、年齢もほぼ一緒。
凡人役ではありますが、渡邊圭祐さんの演技に加え、整った顔やキラキラした印象が主人公としての存在感にうまくミックスされているのではないでしょうか?
性格はどう見えた?
第一話のシニア昇進の場面はほぼ原作通りのシーンですが、渡邊圭祐さん演じる新堂龍也の心の声が漏れすぎてニヤニヤしてしまうところなどはとても良く表現されているなぁという印象でした。
また社内の廊下をウキウキと歩き、調子に乗ってしまうところなども、新堂龍也の性格そのものでしたね。
原作の作画タッチからの印象や服装の違いはありますが、違和感はありませんし、またドラマとしてのチェイサーゲーム主人公・新堂龍也をすでに自分のものにできているのではないでしょうか?
とても好印象で、ついつい応援したくなるような渡邊圭祐さん演じる新堂龍也。
新堂龍也役ははじめから渡邊圭祐さんしかいないのでは?と思わされるあたりが、さすがだなぁと感じます。
起用された理由は何?
そんな、結果としてハマり役の渡邊圭祐さんですが、起用の理由はどこにあったのでしょうか?
ドラマ『チェイサーゲーム』監督・脚本・プロデューサーの太田勇さん(テレビ東京)がその理由についてドラマの説明・裏側とともにコメントを出していました。
とにかく『生々しい』お話です。お仕事モノドラマというと、ある日突然社長になっちゃったり、社内でクーデターが起きたりと、話が大きくなりがちですが、このドラマは真逆です。30歳のちょっと遅れて管理職になった一人の若者が、サボり癖のある年上の部下に手を焼いたり、やる気のない若手社員に悩まされたり、取引先のハラスメントに悪戦苦闘する日々を描いた話です。舞台はエンタメ業界ですが、どの職場でも似たようなことは毎日起こっていると思います。
第3話では、トランスジェンダーのインターン生の話をテーマにしていますが、実際のトランスジェンダーの方に演じて頂いています。その方に脚本監修にも入って頂き、何度も意見交換をしました。ゲーム業界のリアルに関しては松山社長と何度もミーティングをさせて頂きました。全話通じて、リアリティのある話になっていると思います。
主演の渡邊圭祐君は、以前別の現場で一緒になったのですが、キラキラとした見た目とは裏腹にとにかく普通の感覚を持っている方で、ずっと気になる存在でした。主人公・龍也は凡人です。そんな龍也を渡邊君であれば、自分ごとに置き換えて演じてもらえると思い、オファーさせて頂きました。
引用元:ドラマ・チェイサーゲーム公式サイトより
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やはり監督・脚本・プロデューサーの太田勇さんも、渡邊圭祐さんからキラキラとした印象を受けていたんですね。
そして普通の感覚を持っているというところ。
渡邊圭祐さんのデビューは『仮面ライダージオウ』で初のドラマ出演をした25歳の時。
それまでは地元・仙台の古着屋で働きながらレッスンを重ねていたという渡邊圭祐さんは、自身について以下のように語っていました。
今の僕は想像もしていなかった場所に立っている。自分を取り巻く環境は急激に変わったけれど、僕自身は何も変わらないし、変わりたくないなと思っています。華やかな世界に飛び込み注目を浴びて急に変わってしまうのは「なんか違う」。周りからいろんな言葉をかけてもらうけど、一番嬉しいのは地元の友達からの「変わらなくて安心するわ」の一言。その言葉を聞くと僕自身もなんか安心するんですよ。
引用元:maquia.hpplus.jpより
これが普通の感覚を持つことができている要因なのかもしれませんね。
まとめ
主人公・新堂龍也、原作とドラマを比較してみていかがでしたか?
ここは原作そのままだけど、こっちはアレンジされているんだ!
など、原作の漫画と放送中のドラマをどちらも観ることで、また違った楽しみ方ができそうですね。
ドラマ・チェイサーゲームはドラマ化するにあたり、原作者・脚本家・監督と一緒に何度も打ち合わせを重ね作り上げられたそうです。
決して妥協のない、お仕事ドラマとして最適化された作品なのではないでしょうか?
今後ドラマがどのように進んでいくのか、目が離せませんね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。